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福岡デンタルNaviレポート第1弾 「MI治療について」
2009/03/15
先日某ニュース番組で「MI治療」についての報道があったようで、沢山の方から「MI治療」についてのお問い合わせをいただきましたのでレポートさせていただきます。

「MI治療」の「MI」とはミニマル インターベンション(Minimal Intervention)の略で、直訳すると「最小限の侵襲」となります。
つまり、「MI治療」とは「虫歯になった部分だけを削り、健康な部分をなるべく削らないようにする。」という事で、【治療】というより【考え方】に近いように感じます。

では、「今までの治療は健康な部分をそんなに削ってたの?」という話になりますので、ここからは
『今までの虫歯治療』と『MI治療』との比較をしながらお話を進めていきます。
※今回は、両方とも保険診療の範囲内でお話させていただきます。


1、歯を削る量について
『今までの虫歯治療』
インレーなどの金属の詰め物をするのですが、そもそも虫歯は詰め物をするのに適さない複雑な形で進行し、そのままの複雑な形だと詰め物が入りにくかったり、歯との間に隙間が発生したりする恐れがあります。
そこで、詰め物をするのに適した形に形成する必要があるため、ある程度健康な部分まで削るわけです。

『MI治療』
レジンというプラスチック系の詰め物をするのですが、このレジンは最初はペースト状で光に当てると固まるという性質のものを使用します。
そのため、複雑な形にも隙間なく詰める事ができるので、削る量を虫歯になった部分のみにできるのです。


2、治療期間
『今までの虫歯治療』
詰め物をするのに適した形にした後
①歯の型をとる
②詰め物をつくる
③詰め物をセットする
となりますので、治療完了まで数日かかります。

『MI治療』
虫歯になった部分だけを削り、レジンを詰め光を当てて硬化させるだけなので、基本的にはその日に治療が終わります。


3、審美性について
『今までの虫歯治療』
保険診療の場合は金属による詰め物ですので歯は銀色(前歯部を除く)になります。

『MI治療』
レジンにはある程度歯の色調に近い白いものが使用されます。
しかし、プラスチック系の材料ですので、多少の吸水性があります。
※この吸水性が、詰め物の変色や口臭の原因となる可能性があるようです。


4、耐久性について
『今までの虫歯治療』
詰め物は金属ですので2次カリエスの発生さえなければ一生物です。

『MI治療』
近年レジンの性能も飛躍的に進化していますので、固さは金属にかなり近づいています。
※一般的な生活では支障ない耐久性ですが、やはりプラスチック系の材料ですので、金属や天然歯よりは多少劣るようです。


5、総論
『MI治療』とは「歯をあまり削らない」「短期間で虫歯治療ができる」「歯と同じ白色で審美的」「金属に近い耐久性がある」など患者様にとって数多くのメリットがある治療であると言えるでしょう。
しかし、「歯をあまり削らない」ことにより「虫歯の取り残し」が発生するケースが『今までの虫歯治療』と比べて多いそうで、この「虫歯の取り残し」による虫歯の再発(2次カリエス)の多くが、「かなり重度の虫歯」へ進行してしまうそうです。
もちろん、「虫歯の取り残し」がないように「虫歯だけを染色する液」や「マイクロスコープ」の使用など日々様々な努力をして『MI治療』を行っている歯科医院さんがほとんどですが、『今までの虫歯治療』と比べて「1つでも劣っている点があるならば、患者様へのリスクが有るということ、だから『MI治療』はやらない」という歯科医院さんもあるようです。

冒頭でも申し上げましたが、【治療】というより【考え方】に近いので、「MI治療をやっているか否か」は、歯科医院選びの参考にはなっても、「最新だ」「遅れている」「良い医院」「悪い医院」などの歯科医院への評価の判断基準には決して出来ませんので誤解のないようにお願いいたします。


※このレポートの内容は、複数の歯科医院の先生方にお話して頂いた内容を、福岡デンタルNaviが編集し、レポートとしてまとめたものです。
もちろん、この内容が「MI治療の全て」ではありませんのでご注意下さい。
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