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【福岡の歯医者が語る歯科医療 第1回】
“「2次カリエス」とその予防法について”
(コル歯科診療室 院長:吉兼 透)
一度むし歯の治療を受けて治ったと思った歯が、また痛くなったことはありませんか?
治療終了後にしばらくして、また同じ歯がむし歯になることを「2次カリエス」といいます。
今回は、「2次カリエス」とその予防法についてお話します。

お口の中に見えている歯の部分は、「エナメル質象牙質歯髄(神経)」の3層構造になっています。(写真1)

人の身体の発生の由来と歯の発生の由来とを比較すると、エナメル質は皮膚、象牙質と歯髄は筋肉や神経・血管、に相当すると考えられます。
つまり、人の身体が皮膚によって守られているように、歯はエナメル質によって守られているのです。

そのエナメル質を突き破ってむし歯が深く進行すると「象牙質齲蝕」になってしまいます。(写真2)

皆さんが歯医者さんで歯を削って「つめもの」をしてもらう場合は、ほとんどがこの「象牙質齲蝕」の状態です。そして、一度削ってしまった歯は再生して元に戻ることはありません。
つまり、「つめもの」の治療というのは、むし歯の部分を削ってむき出しになった健全な象牙質の上に「つめもの」でフタをしているだけの状態なのです。

しかし、この健全な象牙質と「つめもの」の間にはごくわずかな隙間が存在します。
この隙間は、最近の歯科治療技術の向上と材料の進歩によってかなり小さくなってきているとはいえ、むし歯の原因である細菌の侵入を完全に遮断するまでには至っていません。

そのため、この隙間から侵入した細菌によって、健全な象牙質が再びむし歯になってしまいます。
これを「2次カリエス」というのです。
この「2次カリエス」を防ぐ方法として、「デンティンコーティング」というものがあります。

「デンティンコーティング」とは、「ボンディング材」という歯科薬剤を、むき出しになった健全な象牙質表面に塗ることにより、象牙質表面をエナメル質に近い性質に変性させる方法です。この方法によって、エナメル質の擬似再生、つまり怪我をしたときに皮膚が再生して治癒するのと同じような状態を作り出すことが出来るのです。この「デンティンコーティング」を施した健全な象牙質の上に「つめもの」をすることによって、「2次カリエス」の発生を軽減させることができます。

ただし、「デンティンコーティング」は、現在の保険治療において、必ずしも義務付けられている方法ではありませんので、全てのむし歯に対して行われている方法ではありません。

【コル歯科診療室】では、「デンティンコーティング」は「2次カリエス」を予防する有効な手段であると当医院は考えており、一度むし歯治療をした歯が「2次カリエス」にならないよう、全てのむし歯治療に対して「デンティンコーティング」を行っていますので、度重なるむし歯治療でお悩みの方は、是非一度当院をお尋ね下さい。



【コラム協力】
コル歯科診療室
院長:吉兼 透

[院長略歴]
平成12年 3月 福岡歯科大学歯学部歯学科 卒業
平成14年 4月 福岡歯科大学総合歯科学講座 入局
平成16年10月 福岡歯科大学総合歯科学講座 助手
平成19年 4月 福岡歯科大学総合歯科学講座 助教
平成19年10月 福岡歯科大学 退職
平成19年11月 医療法人ヒューマックス コル歯科診療室 勤務
平成20年 1月 医療法人ヒューマックス コル歯科診療室 院長就任

[所属学会]
日本歯科保存学会
日本歯科補綴学会
日本歯周病学会
日本歯科心身医学会 
日本口腔衛生学会 
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